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和太鼓部

DATA

部員数
20名

戦績・活動実績

学院祭野外ステージでの演奏
保育園での演奏
老人介護施設での演奏
芝公園「ふれ愛まつり」にて演奏
部員から一言
和太鼓部員は多くが未経験者でした。ですから太鼓を叩いた事のない人も大歓迎です!太鼓だけでなく、笛や鳴り物、踊りなど、いろいろなジャンルにも挑戦できます。ぜひ見学に来て下さい!

週1回は剣道場を借りて太鼓練習、週3回はタイヤを叩いて練習をします。学院祭野外ステージでの演奏が年間のゴールですが、保育園や老人介護施設などでも演奏します。多くの人に楽しんでもらう演奏をいつも目指して練習しています。伝統曲から新しい曲、オリジナルの曲など様々なジャンルに挑戦しています。

TOPICS

【和太鼓部】MINATOシティハーフマラソン2024で演奏し…
和太鼓部は、学内以外でも港区の様々なイベントで演奏をしていま…
【和太鼓部】夏合宿レポート(後編)
それでは後編です。(前編のレポートはこちら) 午前の練習が終了すると、地元のご厚意でかしていただいた弥五島会館近くの公民館で昼食となります。         昼食を済ませ、休憩をはさみ・・・午後の練習が再開されます。午後の練習は午前中の各パートでの練習を合奏練習の中で合わせていきます。合奏練習がはじまると、それぞれの練習が一つの楽曲へとむかっていく過程の中で、生徒達の“ボルテージ”がどんどんとあがっていくのがわかりました。そんな様子には圧倒される思いとなりました。      そうした中で、とりわけ最上級生である3年生の太鼓には力強さは勿論のことですが、これまで太鼓にかけてきた熱い情熱も感じられ、みているだけで心動かされるものがありました。そんな3年生の演技に負けじと、1、2年生も必死についていこうとする・・・互いの熱量が練習会場を包み込み、まさに“灼熱”と化した合奏練習は“圧巻”の一言につきます。大迫力の太鼓とは、“生徒達のエネルギー”の大きさと比例している・・・そんなことを改めて実感しました。         合奏演奏が終わると、今度は1年生を中心に基本となる演目の指導が行われたり、各パートで(演奏後の反省を踏まえて)再調整に取り組んだりと、熱量そのままに生徒達は太鼓と向き合っていきました。    帰宅する電車の関係で、練習は16時過ぎに終え、片付けをして会場を後にします。それでも、およそ7時間近くは太鼓を叩き続けていただけに、足取りはクタクタでしたが、それでも大好きな太鼓を思う存分叩けた充実感もあってか、楽しそうに宿まで帰宅していました。  宿に戻ると、すぐ“温泉”につかって汗と疲れを洗い流し、夕食ではボリューム満点の料理に舌鼓をうち、宿での時間も楽しく過ごしていました。勿論、楽しい時間だけではなく、夜のミーティングでは練習をしっかりと振り返り、互いの成果と課題を確認していましたが、そうした中でも、コーチからは厳しい指摘と課題が示される場面もあり、生徒達に緊張が走る・・・そんな“一幕”もありましたが、楽しさの軸となっている“真剣さ”を垣間見ることができた場面だったと思います。そしてミーティングをもって合宿での一日は終了しました。   さて、和太鼓部の夏合宿をレポートしてみましたが、いかがだったでしょう?まさに「充実の夏合宿」だったとレポートを記して改めて思った次第です。   【あとがき】 その1 花火大会!    合宿最終日前日の夜には花火をしましたが、最初こそ「ねぇ~これどっから(火を)つけるの?」なんてことを言って少々戸惑ったりする場面もありましたが、それでも花火が始まると、「うわぁ~きれぇ~~!」と歓声があがったり、中にはちょっと羽目を外してはしゃいでしまったりするような様子も・・・すると、「はい!危ないからはしゃがない!ちゃんと火の後始末もする!」といった声かけがされ、終始、とっても“安全且つ健全な花火大会”でした。そんな様子から、やっぱり正則生ってしっかりしてるんだなと思った次第です。                 その2 3年生から後輩達へ・・・  夏合宿での伝統行事・・・それは、合宿最終日に3年生が1、2年生の前で3年間の集大成ともいうべき演奏を行います。3年生の演奏する姿には、太鼓と出会って本気で取り組んできたからこそ理解することができた“境地”が遺憾なく表現されていました。3年生は学院祭での演奏を最後に引退していきますが、その前に、かつて自分達も先輩達から引き継いだ「太鼓を心の底から楽しんで演奏すること」というメッセージを、今度は後輩達へと伝えていこうとしていました。そんな姿には、思わず心動かされる思いとなりました。    最後に・・・和太鼓部の夏合宿の模様はいかがだったでしょうか?このレポート、実はバスケ部顧問が作成をしました。合宿の引率応援として参加していたこともあり、太鼓についての専門的な知識はなにもないままに、見て、聞いて感じたことをそのまま記してみた次第です。それでも“生徒達が主体”となって合宿をつくっていく様子、そしてなにより太鼓にかけるエネルギーが少しでも伝わってくれたなら嬉しい限りです。そんな「正則高校和太鼓部」の今後の活動にも、是非!注目をしていただければと思います。    
【和太鼓部】夏合宿レポート(前編)
 和太鼓部が7月25日~28日の3拍4日の日程で恒例の夏合宿を実施しました。和太鼓部の合宿は、例年福島県の湯野上温泉で実施されています。山間の自然豊かで、天然の温泉が数多くある大変のどかな場所での合宿となります。都会育ちの正則生ではありますが、緑豊かな自然に囲まれた場所で思いっきり太鼓が叩けるとあって、終始楽しそうにすごしていました。      和太鼓部の合宿は、朝の散歩がてら近くのコンビニで飲料水などを購入し、その後、宿で朝食をとってから始まります。支度を済ませ、宿を出発し湯野上温泉駅まで移動します。移動といっても駅は宿から目と鼻の先ほどの距離にありますが、練習会場までは電車で移動します。二駅ほど電車にのって(練習会場の)最寄り駅に到着、5分ほど歩くと目的地の和太鼓専用の練習会場「弥五島会館」にたどり着きます。山間の少し急な階段を上ると“歴史的建造物”でもある川田太鼓工房の弥五島会館があります。            弥五島会館に到着し、ジャグタンクで飲料水をつくったり、太鼓の準備などをした後は“恒例の声出し”が始まります。生徒達が二手にわかれ、各自の目標や練習で意識的に取り組んでいくことを大きな声で発していきます。  和太鼓では、太鼓を叩くだけではなく、大きな声を発して互いにリズムを取り合ったり、演奏の演出をしたりします。そのための発声練習も兼ねていることもあって、反対側の生徒達までちゃんと伝わったのかどうか・・・声出しを聞いていた生徒達が、「○」もしくは「×」のジェスチャーで判断します。「×」となった場合には再度声出しをすることになるのですが、判定は結構シビアで、やり直しとなる生徒が少なくありませんでした。声を出すこと自体は勿論ですが、単に大声を出せばいいというわけではなく、しっかりと目的をもって練習に取り組んでいくことも重要視されているんだなと様子をみていて思いました。           声出しによる発声練習が終わると、会場にもどり準備体操、ストレッチ、体幹トレーニングに取り組みます。太鼓は手(腕)だけで叩くのではなく、体幹をしっかりと使って重心移動をしながら叩くこともあり、準備体操だけではなく、トレーニングにもしっかりと取り組んでいました。とは言え、まだまだ体幹が弱い1年生は四苦八苦しながら、ときに「いやぁ~~キツいぃ~~!!」と悲鳴をあげ、終わる度にお腹を抱えて丸くなってる場面もありました(笑)         午前中は全員で基礎打ちを中心とした練習に取り組みます。「とりあえずバチをもって太鼓を叩き続ければいいのだろう」なんて思っていましたが、先にも記した通り体幹がしっかりとしていないと、姿勢がふらつき、太鼓を響かせるように強く打ち続けることができないことがよくわかりました。太鼓を叩く強さの違いで、すぐに3年生と下級生は区別がつけられるほどです。            帯同してくれているコーチが常にチェックし、フォームの矯正やアドバイスをしてくれます。さらにインターバルの間も、生徒同士で気付いたことを伝え合っていました。そうした様子から、いかに基礎打ち、つまりは“太鼓の叩き方”が重要なのか、よくわかりました。  基礎打ちをはじめたとしたいわつるファンダメンタルトレーニングが終わると、主将から合奏に向けてパートごとの基礎練習などの指示が出されます。とても的確な指示を全体に伝えていて、(本人には大変申し訳ないのですが)学校で見せるのんびりというか、のほほんとした様子とは違った“凜々しい姿”にみえ、ちょっとびっくりしてしまいました(笑)          各パートにわかれての練習風景・・・1年生は基礎打ちの基本をiPadで動画などを視聴しながら叩き方やリズムの取り方を確認して黙々と練習していました。2、3年生は太鼓以外の楽器演奏に取り組んでいました。  少しせわしなくみえるくらいでしたが、それでもテキパキと無駄なく色々なことに取り組んでいるので感心してしまいました。同時に、1つの楽曲を完成させるためには大変な労力を要するものなんだなと思いました。              練習中は、適宜休憩をはさみ水分補給をしっかりとしていましたが、その間もコーチや仲間からのアドバイスをメモしていたり、当然のようにできる手や足の“マメ”のケアを入念にしていました。生徒達はかなりハードな練習を前にして汗だくとなっていましたが、本当に楽しそうに太鼓を叩き続けている姿がとても印象的でした。  (後編に続く。後編はこちら)    

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