EDUCATION

授業紹介

国語

正確に読み、書くことで自分や世界を発見する。
「探究」活動で社会と出会い、自分の進路を切り拓く。

本校では国語を全ての学力の基礎となるものとして、丁寧に学習を進めています。共通授業では、文章を正確かつ論理的に読み取る力をつけると共に、経験を書いたり、働く人に「聞き書き」をしたりして文章を書くことで自分や世界を発見していきます。さらに、社会の中の様々な問題・事実と直接出会う「探究」活動によって自分と社会についての理解を深め、確かな問題意識を手にして次の進路に向かいます。また、選択授業では、各自が目指す受験に対応して現代文・古文等の学力をつけていきます。

社会

社会への視野が広がり自分の考えを持てる授業

「正則の社会科は多くの驚きと発見がある」と好評です。入門編である「公共」は、コンビニやアルバイトなど身近なものを題材にして、今まで考えもしなかった見方・考え方に導かれる授業から始まります。また、「問い」に対して自分の意見を発信し、仲間の意見を見合ったりしますので、様々な考え方を知り深めることができる授業です。

数学

今までの数学で見えなかった“なぜ?”が解明される高校数学

数学には受験学力だけでない、数学特有の“おもしろさ”というものが存在します。その“おもしろさ”とは一体何でしょうか。「平均点は何点なの?」と聞かれることにはどんな意味があるのでしょう。偏差値ってどう決まるのでしょう。地球は球なのになぜ道はまっすぐに見えるのでしょう。マグニチュードって何でしょう。グラフ・表を用いて数量計算の力をつけつつ、色々なことをひも解いていきます。それら共通授業を土台にし、選択授業で確かな受験学力を手にしていきます。

理科

「あたりまえ」を「なんでだろう」に

皆さんは理科が好きですか?どちらかというと嫌いという人も多いかと思います。しかし、理科の知識は日常生活の中にも多く隠れています。例えば「大粒の雨と小粒の雨では、どちらが速く落ちるでしょう?」という質問に、あなたはなんと答えるでしょうか?身近なものでも、いろいろな考え方ができそうです。
私たちは“理科(科学)とは、自然がくれたパズルをみんなで予想し討論して、その上で観察や実験を通して確かめながら進めていくもの”だと考えています。身近にあった何気ない事柄の中に思いがけない発見があることに気がつくこと、問題意識を持っていくことを大切にして、授業を進めています。

英語

英語を通して見える世界の広がりを、全生徒が感じる授業

「英語は使わなければ習得しない」を合い言葉にして、学習した英語を自分たちで使う「表現活動」を常に設定しています。授業での発表、ネイティブの先生との会話の授業、オンラインでの英会話など全生徒に表現する場を等しく用意しています。
3年間の学習を通して、全員が基礎学力を確実に獲得し、英語の表現力が身につくと英語の学習がきっと楽しくなるはずです。

英語科【10の特色】

「生きた英語」、「使える英語」を3年間追求

文法や語彙の覚え込み、テキストを使っての問題演習だけで授業を構成するのではなく、全ての単元で英語での表現活動(発表、レポート作成、ディベート等のアウトプット活動)をゴールに設定して授業作りをしています。覚えるだけの英語ではなく、英語を使って何が出来るかを3年間徹底的に体験します。

自分の意見を表現する力をつける

3年間一貫して自分の考えを英語で表現することを求めます。身の回りの問題から国際的、社会的な問題に数多く触れ、思考力を育てながら、英語力を同時に育成します。自己表現のために必要な言語材料を授業で学び、常に、「君はどう考えるのか(What do you think?)」を考え続ける3年間になります。

全生徒に等しいチャンス

正則では特進クラスや選抜クラスがなく、共通授業で基本的な土台作りの場が等しく与えられるので、全生徒が英語を使っての自己表現の場を持つことになります。2年次以降は自分の努力次第で、難易度の高い授業を選択することが出来ます。また、放課後の特別講座も、希望があれば誰でも受講することができます。

3年間English Speakerとの発話のチャンス

通常の日本人教師の授業に加え、1年生から3年生まで2週間に1回ALTとのティームティーチングを行います。また、1年生から3年生まで年に5回、iPadを使ってフィリピン人とのマンツーマンのオンライン英会話を全員が受講します。

少人数での授業

1年生・2年生での英語表現では、その時間のみクラスサイズを半分にして、少人数での授業を行います。担当教員の目が届きやすくなるため、英文の添削指導等の個別指導を受けやすくなります。また、授業中のALTとの発話の機会が増えることになります。

自分で選ぶことのできる選択授業

1年では週6時間の共通授業になります。2年次では週4時間の共通授業に加え、自分のレベルにあわせた授業選択をすることができ、最大週8時間まで英語の授業を受講することができます。3年では週3時間の共通授業に、選択授業をあわせると最大週9時間まで英語の授業を受けることができます。

クラスの仲間と学びあいのある学習環境

3年間クラス替えのない正則であるからこそ、仲間との学びあいが豊かになります。正則高校では、日常生活や行事を通してクラスの仲間との関係を作りながら学校生活を行います。クラスの仲間との心の通った関係があることが、学習の伸びに大きな効果を生みます。お互いの学びを認め合い、意見の違いに触れながら、学びあい、教えあうことで、豊かな人間関係を築き、1人1人の学力を伸ばします。

教科書を繰り返し使う

検定教科書を使って、内容理解をした上で、それに関連した内容について表現活動を行うことまでを授業作りの基本としています。レベルの高い高校の教科書を何度も読み、表現活動につなげることで、深く理解し、さらに自己表現する力を伸ばすことを目指します。単に教科書を一度学習して終わりとすることだけでなく、授業で繰り返して学ぶことで、確実に学習事項が定着していくようにします。

教科面談を実施し、自分で学ぶ力を身につける

2・3年では進路に向けて授業担当教員と個別面談を実施しながら、学習指導を行っていきます。教員の援助を受けながら、最終的には「自分で学ぶ力」を伸ばしていき、生徒の自立を促します。

全校で英検受験に取り組んでいます

英語学習の到達点を測るために、英検を全校で積極的に受験しています。入学時に3級を持っている生徒が例年学年の1/4程ですが、3年間で約1/3程の生徒が2級合格にまでたどり着きます。

保健体育

運動技能や技術を身につけると共に、それぞれの基礎体力、運動能力を高める

種目としては男女で若干の違いはありますが、球技、器械体操、武道などがあります。また、トレーニングルームで体力測定をおこない、バランスの良い健康的な体力づくりについて学びます。女子の授業にはリズム・エアロビクスダンスや民舞が取り入れられています。保健の授業では、人間の体のつくりと働き、人間の性に関わること、そして現代社会の中で心身ともに健康な生活を送るために、思春期と健康の関わりや飲酒や喫煙による健康被害について、iPadなどを使いながら学び合います。

芸術

自分の考えと気持ちを表現する力を伸ばす

美術は私達が暮らす社会や日常生活で触れる美術・デザインの事柄をもとに、生徒が感じ考えた内容を造形的表現ができるよう、基本から現代美術の領域までを様々な素材を利用し制作・鑑賞します。選択科目では、デッサン・デザイン等の造形表現を学び、美術系の進路を考えている生徒にも対応しています。音楽は主に基礎である楽典、合唱・ボディーパーカッションといった表現分野や音楽史や名曲の鑑賞、知識を活かした創作を、選択授業では自分の声や楽器を用いて音楽を豊かに表現したり、作曲を行う中で表現方法を学びます。

家庭

わたしたちの「暮らし」のあり方を見つめ、考える

1年生の「暮らしと環境」では、私たちの健康や「暮らし」を守るためにはどうしたらよいか、自分自身の「生活」と社会の諸問題を結びつけて、より良い暮らしのあり方を考えます。2年生選択「生活文化と環境」の授業は、さらに発展させて、身近な地域の諸問題や世界の諸地域・諸民族の「暮らし」や文化、自然環境などを学び、私たちの「暮らし」のあり方や、国際社会との関係についても考えます。

情報

変化する社会の中で、対応する自己をつくっていく

常に進化し続ける情報社会の中にいる生徒が、どの様に情報に関わっているかみつめ、考え、行動できるようになることを目標としています。プログラミングや情報機器の使用スキルを学びつつ、情報が自分の意思決定にどう関わり、どう行動していくべきかを考えます。スマートフォンを日常で使用する中、自分がどのように向き合っているのか、メディアリテラシーや、情報モラル、著作権などの授業も含めて学び、社会を見る目を広げます。授業では一人1台のコンピュータを使用し、自宅では貸与したタブレット端末でもできる実習内容を整えています。