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2021.08.07
学校生活

正則高校の英語教育を紹介

今回は正則高校の英語教育を紹介します。 

 

本校は特進クラスや国際科がなく、すべて普通科クラスになります。全生徒に英語の授業を通して、身近なことからグローバルな話題まで幅広いテーマを学び、社会問題への認識を深めながら、自分自身の考えを育てることを目指しています。そして、学習した内容を、仲間と英語で自己表現し続ける3年間を体験することになります。  

「スタディ高校受験」に本校英語科の紹介記事があります。 

↓↓↓ 

https://www.studyh.jp/kanto/school/C13P064/school_special/5/ 

 

以下は本校英語科の10の特徴です。 

特徴①:「生きた英語」、「使える英語」を3年間追求 

文法や語彙の覚え込み、テキストを使っての問題演習だけで授業を構成するのではなく、全ての単元で英語での表現活動(発表、レポート作成、ディベート等のアウトプット活動)をゴールに設定して授業作りをしています。覚えるだけの英語ではなく、英語を使って何が出来るかを3年間徹底的に体験します。 

特徴②:自分の意見を表現する力をつける 

 3年間一貫して自分の考えを英語で表現することを求めます。身の回りの問題から国際的、社会的な問題に数多く触れ、思考力を育てながら、英語力を同時に育成します。自己表現のために必要な言語材料を授業で学び、常に、「君はどう考えるのか(What do you think?)」を考え続ける3年間になります。 

 

特徴③:全生徒に等しいチャンス 

正則では特進クラスや選抜クラスがなく、共通授業で基本的な土台作りの場が等しく与えられるので、全生徒が英語を使っての自己表現の場を持つことになります。2年次以降は自分の努力次第で、難易度の高い授業を選択することが出来ます。また、放課後の特別講座も、希望があれば誰でも受講することができます。 

 

特徴④:3年間English Speakerとの発話のチャンス 

通常の日本人教師の授業に加え、1年生から3年生まで2週間に1回ALTとのティームティーチングを行います。また、1年生から3年生まで年に5回、iPadを使ってフィリピン人とのマンツーマンのオンライン英会話を全員が受講します。 

特徴⑤:少人数での授業 

 1年生・2年生での英語表現では、その時間のみクラスサイズを半分にして、少人数での授業を行います。担当教員の目が届きやすくなるため、英文の添削指導等の個別指導を受けやすくなります。また、授業中のALTとの発話の機会が増えることになります。 

 

特徴⑥:自分で選ぶことのできる選択授業 

1年では週6時間の共通授業になります。2年次では週4時間の共通授業に加え、自分のレベルにあわせた授業選択をすることができ、最大週8時間まで英語の授業を受講することができます。3年では週3時間の共通授業に、選択授業をあわせると最大週9時間まで英語の授業を受けることができます。 

 

特徴⑦:クラスの仲間と学びあいのある学習環境 

3年間クラス替えのない正則であるからこそ、仲間との学びあいが豊かになります。正則高校では、日常生活や行事を通してクラスの仲間との関係を作りながら学校生活を行います。クラスの仲間との心の通った関係があることが、学習の伸びに大きな効果を生みます。お互いの学びを認め合い、意見の違いに触れながら、学びあい、教えあうことで、豊かな人間関係を築き、1人1人の学力を伸ばします。 

 

特徴⑧:教科書を繰り返し使う 

検定教科書を使って、内容理解をした上で、それに関連した内容について表現活動を行うことまでを授業作りの基本としています。レベルの高い高校の教科書を何度も読み、表現活動につなげることで、深く理解し、さらに自己表現する力を伸ばすことを目指します。単に教科書を一度学習して終わりとすることだけでなく、授業で繰り返して学ぶことで、確実に学習事項が定着していくようにします。 

 

特徴⑨:教科面談を実施し、自分で学ぶ力を身につける 

 2・3年では進路に向けて授業担当教員と個別面談を実施しながら、学習指導を行っていきます。教員の援助を受けながら、最終的には「自分で学ぶ力」を伸ばしていき、生徒の自立を促します。 

 

特徴⑩:全校で英検受験に取り組んでいます 

英語学習の到達点を測るために、英検を全校で積極的に受験しています。入学時に3級を持っている生徒が例年学年の1/4程ですが、3年間で約1/3程の生徒が2級合格にまでたどり着きます。