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2025.10.07
部活動

【軽音楽部】学院祭公演終了しました!

 

10月4日、5日に開催された正則高等学校学院祭軽音楽部公演「ONE SHOT LEGACY」が無事に終了しました!

 

 

 

「(私たちは)その一瞬にしかない玲瓏(※今年度学院祭テーマ)のような輝きや透き通る純粋な想いを音楽で記憶に残していきます。それがただ過ぎ去るものではなく、聴く人の心に響かせ後に残る『遺産』となるようにという想いからこのテーマにしました」(パンフレット部長挨拶より)

 

 

この言葉にあるように、儚いものだからこそ永遠に輝くその一瞬を皆さんの心に残せるよう、長い時間をかけて準備をしてきました。

 

 

 

10月1日(水)、授業を終えてホームルームが終わり次第軽音楽部は音楽室に集合。

 

 

そこから音響や照明の配線、内外装、パンフレット制作等先輩後輩関係なく大急ぎで準備をし、いよいよライブスタートです!

 

 

 

 

 

 

学院祭では初ライブの5バンドを含め、全てのバンドが出演します。初ライブだった一年生に話を聞くと「楽しかった!」「次のライブはいつですか?」といった声が聞こえてきました。

 

 

軽音楽部の活動は一見華やかに見えますが、実は地味な作業の方が圧倒的に多いのです。

 

長くて5分ほどの曲を演奏するために、その何百倍もの個人練習を重ねます。

 

そして正則高校ではオリジナル曲を演奏しているため、数ヶ月もの時間をかけて一曲を作り上げることも多いです。

 

それだけはありません、練習のたびに重い機材を練習場所まで運ぶ膨大で地道な作業もこなします。

 

学業と両立しながらこれだけの時間を音楽にかけるのは簡単なことではありませんが、それでも多くのお客様の前で演奏するという何物にも変え難い時間のために日々頑張っています。

 

 

 

 

 

 

そしてこの学院祭で長い間部活を牽引し続けてくれた三年生が引退となりました。

 

 

 

「Próxima(プロキシマ)」の4人と「AMber 10s(アンバーティーンズ)」のドラムです。

 

「AMber 10s」のラストライブでは多くの先生方や在校生、外部のお客様においでいただき、会場が一つになって盛り上がりました。

 

涙を流しながらも笑顔でドラムを叩く姿にこちらも胸が熱くなりました。

 

 

 

「Próxima」は後夜祭がラストライブです。

 

以前ギターの生徒が軽音楽部に入って一番嬉しかったこととして昨年の後夜祭を上げていましたが、その時と同じ、全校生徒の振るどこまでも続くサイリウムの光とコールが、彼らの演奏をさらに輝きのあるものにしてくれたように思います。

 

尽力してくださった学実後夜祭班の方々もありがとうございました!

 

 

 

 

引退した三年生5人は直向きに音楽に向き合い、それぞれに高め合い、この三年間を過ごしてきました。

 

多くの結果も残してくれた5人ですが最初から何でもできる訳ではなく、当たり前に悩み、ぶつかり合いながらそれでも必死に走り続けてくれた5人です。

 

学院祭で他クラスを回ったり、ゆっくり食べ歩きをするような当たり前の青春はなかったかもしれませんが、自分たちのためだけの唯一無二の音楽を完成させて、多くの人の心にたくさんの「遺産」を残してくれました。

 

その証拠に学院祭終了後と片付け終了後は号泣した後輩達が彼らを取り囲み、抱き合い、言葉を交わす時間が延々と続きました。

 

このような瞬間もきっと永遠になることと思います。

 

三年生の背中を見て多くの「遺産」を受け取った一二年生のこれからの成長も楽しみにしています。

 

 

 

 

 

軽音楽部の公演にお越しいただいた方々、応援いただいた方々に改めて御礼申し上げます。

 

今後ともよろしくお願いします。

 

 

軽音楽部の過去の記事はこちらをご覧ください。