【サイクリング部】インターハイ参戦記
関東大会から2か月、8月2日に鳥取県倉吉市で行われたインターハイ自転車競技ロードレースに2年植村選手が参加しました。
8月1日土曜日東京駅から新幹線と在来線を乗り継ぎおよそ7時間、倉吉市に到着しました。
遅めの昼食を済ませ選手は試走を行いました。
コース1周16.2キロ、標高差272メートルの特設コースをレースでは5周回(81キロ)走ります。
スタート/フィニッシュは倉吉自転車競技場です。登りはほぼ直線、下りは緩い高速コーナーが続き、その中に5か所の交差点を通過する難易度の高いコースレイアウトです。
早々に試走を終え、翌日のレースに備えます。
翌朝6時半に宿舎を出発して、8時過ぎにはスタート位置に着きます。
朝から気温は上昇し、過酷な展開が予想されます。
8時30分、全国から集まった142人の選手達は一斉にスタートします。
植村選手も後方ながら順当に集団につけます。しかし1周目後半登りに繋がる右回りのコーナーで集団落車が発生して、これに植村選手も巻き込まれてしまいました。
幸い大きな怪我は避けられましたが、バイクのダメージも大きくここでリタイヤとなりました。
レースはスタートから5人の選手が他を引きちぎり、最終ラップには地元鳥取県の選手が抜け出し、2位に25秒の大差をつけて優勝しました。
今回を含めた各地のレベルの高いレースに参戦させて戴き感じた事は、圧倒的に強い選手達がスタート直後から猛アタックしレースを決定付け、更にその後もふるいにかけるような身体的にも精神的にも強さを要求されるものになっているように感じられました。
新チームに変わり、今回も含めて多くの宿題を課されました。
選手達がそれらに真正面から向き合い、真摯にひたむきに努力を継続することが今後の成長に繋がると痛感させられた遠征となりました。
最後に今回の遠征に関して、多くのOBの皆様からご支援を戴きました。この場を借りて心からの感謝を表したいと思います。
ありがとうございました。
感謝と挑戦する姿勢を大切にして今後も前に進んで参ります。
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