【サイクリング部】初のインターハイ全国大会出場決定!
4月のインターハイ東京都予選から1ヶ月半、中間試験のインターバルを挟み、キャプテン3年生松村選手、梶川選手、金子選手、宇田川選手そして2年生の本間選手、植村選手の総勢6名がインターハイ全国大会出場をかけて、高校総体最終予選関東大会に挑みました。
関東大会には1都7県の代表133名が、静岡県日本サイクルスポーツセンターに集結しました。この中から上位33人が全国大会に進出することが可能となります。
前夜のにわか雨で、所々ウェットパッチが残る路面状況でしたが、試走が始まる頃にはほぼドライコンディションで走れるようになりました。
しかし、試走開始後まもなく、大きなアクシデントが起きてしまいました。現在チームの事実上エースの選手が転倒したとの連絡が入りました。最高速付近での落車の為、ダメージも大きく、DNS(リタイア)となってしまいました。各選手たちの精神的な動揺も大きく、気持ちの強さが大きく問われる状況になりました。
しかし、試走が終わっても、ウォームアップエリアでキャプテンが心のウォーミングアップをすべく淡々とペダルを踏み出すと、残されたチーム員全員が再び走り始めました。
「転倒してしまったエースの分まで走ろう」
5名全員が強い決意と覚悟を胸に秘めレースに臨みました。
レースは12周回60キロで競われました。終盤まで先頭集団でレースを進めた植村選手が15位でフィニッシュし悲願の全国大会進出を果たしました。
エース選手の離脱は非常に残念でしたが、彼の分まで植村選手には挑戦を継続することを願います。
今回も保護者の方々やOBの援助をたくさん戴きました。
本当にありがとうございました。感謝の気持ちを常に忘れずに挑戦を続けて参ります。
次回は6月28日〜29日京都府美山で行われる全日本選手権大会に出場致します。
変わらぬご支援をよろしくお願い致します。
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