【バスケ部活動記】第十六話「ニューイヤーカップ」の巻
明けましておめでとうございます。今年もバスケ部活動記をよろしくお願い致します。
さて、2023年最初の投稿は・・・12月27日~28日の2日間の日程で開催された「ニューイヤーカップ」に女子部が出場したことをレポートしたいと思います。
正則高校は、今回で11回目となるニューイヤーカップに第一回大会から出場しています。
中央大学高校が会場(中央大学理工学部体育館)で正則高校を含めた8校が参加し、1日目に予選リーグ、2日目に順位決定トーナメントが実施されました。
今回は大会直前で1校がコロナの影響で棄権となってしまい、7校での開催となりました。正則高校は、立正大付属立正高校(以下立正高校)、都立両国高校(以下両国高校)と予選リーグで対戦することになりました。
【立正大学付属立正高校戦】
正則高校は・・・サイズのあるセンターへボールを集めつつも、キックアウトからの速いパス回しで外角からのシュートも効果的に決め、両国高校戦では序盤こそ競り合いとなるも、後半一気に突き放し勝利した立正高校との対戦から予選リーグが始まりました。
試合は序盤から点の取り合いとなりましたが、徐々に立正高校が正則高校のゾーンディフェンスにつかまり始め、試合中盤で正則高校がリードを奪う展開となりました。
しかし、インサイドにボールを集め始めた立正のオフェンスをとめることができず、(ファールトラブルも重なり)試合終盤で逆転を許すと・・・そのまま逃げ切られてしまいました。
【都立両国高校戦】
初戦の立正高校戦を数点差で落としてしまいましたが、しっかりと切り替えて試合に臨むことができたこともあり、試合序盤から正則高校が走って点を取る展開へと持ち込みリードする試合運びとなりましたが・・・両国高校のセットオフェンスからのドライブ、外角からのシュートが徐々に決まり始めると、試合終盤で一進一退の攻防戦となりました。
どちらも決め手を欠く中(頑張って守りにいった結果とは言え)正則高校がファウルトラブルに陥ると、効果的なシュートで終わることができない正則高校のオフェンス展開から両国に要所で走られ、失点を許してしまい・・・またもや試合終盤で逆転を許し、そのまま逃げ切られてしまいました。
予選リーグは、どちらの試合も数点差で落としてしまいましたが、ディフェンスはよく機能して効果的に守れた場面が多く見られたと思います。その一方で、オフェンスではボール運びから「レシーバー」となるプレイヤーに上手くボールが降りず、インサイドにもボールを効果的に集めることができない場面が多くありました。
その結果、オフェンスの”終わり方”が悪いことから・・・試合の流れを相手に渡してしまったり、引き寄せることができなかったりと、相手との競り合う展開の中で抜け出すことができず、試合を落としてしまったと振り返ります。とは言え、そうした「課題」がより明確になったことは、今のチームにとって大きな意義があったと思います。
翌日のトーナメントでは、予選リーグでの反省をいかそうとした結果、錦城に競り勝ち、東洋大京北にも勝利することができ、最終的な順位は「5位」でニューイヤーカップを終えました。
ちなみに、女子部の年内の活動は、この「ニューイヤーカップ」で締めくくることが毎年恒例となっています。来年は上位に入れるよう、頑張っていきたいと思います。
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