【バスケ部活動記】第十四話「次なるステージへ向けて・・・練習再開!」の巻
みなさん、こんにちは。2学期の期末試験が終わり、バスケ部の活動が再開しました。正則高校では、期末試験が終わると、”試験休み”となります。「休み」とは言え、様々な講習があったりするので、いわゆる”長期休暇”という位置づけではありませんが、生徒諸君は午前中からクラブ活動に参加しています。
バスケ部も期末試験の翌日から活動を再開しました。今回は”日常の練習風景”をレポートしたいと思います。
【女子部】
女子部の選手は、練習開始前に、その日の練習の目標や目的をそれぞれに(体育館に設置してあるホワイトボート)書いてから練習を始めるのがルーティーンとなっています。
練習が始まると、まずバスケットの動き作りとしてのフットワーク、ボールのもらい方を意識したパッシングドリル、(選手それぞれがテーマを設定した)シューティングなど・・・ファンダメンタルドリルに重点を置いた練習に時間をかけて取り組んでいます。
そうした中で、チーム全体は勿論ですが、選手それぞれの取り組み状況について、コーチがアドバイスをしたり、時には実演してくれたりしてプレーに対するイメージを(選手たちが)明確にもって取り組んでいけるよう練習をサポートしています。
練習メニューの多くはコーチが設定していますが、とりわけファンダメンタルドリルについては、選手たちがどんなイメージをもって取り組んでいるのか、ということを確認をしていく意味でも、(選手たちと)相談しながらメニューの設定もしています。
女子部は個々人のスキルアップ(「できることを一つでも増やす!」)とともに、2対2、3対3、さらにはフォーメーションといった”合わせの練習”へとつなげていくことを主眼として練習に取り組んでいました。そうした成果が、今月下旬に開催されるカップ戦で発揮されることを期待したいと思います。
【男子部】
前回レポートした練習試合での成果をより確かなものとしていくために、男子部では2対2、3対3を中心に、フォーメーションの確認を軸に、さらにプレーの合わせの幅を広げていくことに主眼を置いた練習に取り組んでいました。
勿論、ファンダメンタルドリルにも取り組みますが、それらはチームプレーを機能させていくことにつなげたものとして位置づけて取り組んでいます。
そうした中で、以前よりも個々人がリングに近づこうと1対1を果敢に仕掛けていく場面が増えてきたように思います。
とは言え、時には少々強引なプレーで、自ら(ディフェンスに)守られにいってしまう場面も見受けられますが、コーチからは「そのチャレンジはいいんだよ!」といった声かけがされていることもあって、選手たちは臆することなく積極的にトライしようとしています。
昨年度に続き、ウインターカップに出場する佐賀県代表の佐賀北高校の男子が、本校で調整練習のため来校します。
練習を見学した際には、ただ漠然と「全国」をながめるのではなく、きっと普段の取り組みをベースに佐賀北高校の選手たちのプレーに注目していくのではないかと思います。また、そのことが12月下旬に予定している練習試合にもいかされていくのではないかと期待しています。
【編集後記】
練習中の1コマ(その1)
寒さが日に日に厳しくなってくると、空気も乾燥もします。すると、ボールがすべるようになるので、マネージャーがボールをこまめに磨いてくれています。故に、練習中(ドリブルやシュートのミスの際)「ボールがすべった!」という言い訳は通用しないことになっています(笑)
練習中の1コマ(その2)
練習中のインターバル(休憩)になると、”リングジャンプ”に取り組む選手がいます。彼は、片手、さらには両手でもリングに余裕で届いているのですが、なぜだか、ボールをもつとリングの上を越えることができず・・・「なんでだよ!」なんて言っています。
それでも、めげることなく、いつの日かボールを直接リングに放り込めるようになることを目指して、彼は今日もリングジャンプに取り組んでいました。
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