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2022.10.07
部活動

【サイクリング部】宮ヶ瀬クリテリウム参戦記

9月25日(日)神奈川県宮ヶ瀬湖畔特設コースで行われた宮ヶ瀬クリテリウムにサイクリング部水谷選手(2年)、鈴木選手(2年)、大谷選手(1年)、神山選手(1年)、雪下選手(1年)の5名が参戦致しました。



8月の群馬CSCのレースでは大谷選手が僅差の4位だったので、今回は優勝を目標にしての挑戦です。
1周1キロのコースを20周回するスプリントレースです。従来の高低差の厳しいコースに変わり、今回のコースは平坦基調の緩やかなカーブが続く、なかなか集団から抜け出しにくいコースでの開催です。エントリー数は30名で1周のローリング走行後の19周で競われます。

アクチュアルスタートの合図で集団のペースは一気に上がります。
集団のまま3ラップ目に突入と同時に水谷と鈴木が飛び出します。結局このアタックは不発となりましたが、2年生の存在をアピールするよい動きとなり、お見合い状態の集団も縦一列になるきっかけになりました。



激しいペース変化の続く8ラップ目に序盤のハイペースがひびき鈴木、神山の二人がタイムアウトとなってしまいました。中盤以降も水谷、雪下、大谷が積極的にレースを進めます。
迎えた最終ラップ10人にまで絞られた集団に正則の3人は生き残り勝利を目指します。最終コーナー手前で雪下がトップに立ち、水谷、大谷が続きます。0.5秒の中にトップ4がもつれ合うようにしてゴールに飛び込みます。



雪下4位、水谷7位、大谷10位でレースは終了しました。公式結果には3位の選手と4位雪下のタイム差は100分の4秒が表示され、また10位の大谷以降がタイムアウトとなったことが示す通りの厳しいレースとなりました。

クールダウンを終えた選手たちを正則関係者全員が大きな拍手で労います。
「最終ラップまでは勝ちたい気持ちは強かったですが、最終ラップでは正則の誰かが勝ってくれればいい。自分はチームのために最善を尽くすだけ、という気持ちになりました」とレース後に語った水谷主将の言葉が印象的でした。結果は7位でしたが、私の中では水谷選手が間違いなく敢闘賞(そのような賞はありませんが)です。



学院祭準備の真っ只中ですが、次週10月2日は伝統のCSC5時間耐久ロードレースに挑戦致します。
最後になりましたが、今回も保護者の方に多大なるご支援を戴きました。本当にありがとうございました。これからも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。