【バスケ部活動記2022】第八話「合同練習」の巻
みなさん、こんにちは。前話では、夏休みの女子部の練習風景の一コマを紹介しましたが、今回も女子部の活動について紹介していきたいと思います。
毎回のように記していますが、今年の夏休みは本校の体育館改修工事の関係で、様々な場所の外部体育館施設で活動をしてきました。そんな様々な活動場所の中で、時には他校と一緒に練習をする機会もありました。今回の活動記では「貞静学園」との合同練習の様子を紹介したいと思います。
合同練習は、基本的にそのチームの練習に混ぜていただく形で参加してきました。と言うことは・・・正則の選手達にとってみれば、当然”初めて”取り組む練習ドリルばかりでしたが・・・わからないからこそ、積極的に参加しようとする姿が印象的でした。
貞静学園の選手たちが一から練習ドリルの仕組みやポイントを丁寧に教えてくれていました。
その一方で、正則の選手たちもわからないことがあると、すかさず質問してやり取りをしていたこともあって、すぐに打ち解け合って、和気藹々とした雰囲気の中で練習に取り組んでいきました。
ルーティーンワークドリル以外にも戦術的な練習ドリルも一緒に取り組みました。貞静学園の顧問の先生よりドリルの狙いとポイントがわかりやすく説明されていきます。
顧問の先生からは「すみません、練習内容はいつも思いつきなんですよ(笑)」といった話がされましたが、”結果につながる”プロセス”を大切にする”ということが全てのドリルの一貫したテーマとなっていて、私も大変勉強となりました。
ディフェンスのボールを持っていない場面での(オフェンスに対する)守り方にポイントを置いた約束練習(シナリオドリル)からのフリーの3:3となる練習です。
戦術的な練習ドリルには様々なアプローチがありますが・・・まずはちゃんと守ることができるようになっていくことが、オフェンスの精度をよりあげていくことにつながっていくのだなぁ~と練習をみていて改めて思いました。
【編集後記】
8月21日より女子部は夏季大会が始まりましたが、結果は惜しくも初戦で敗れてしまいました。点差も大きくついてしまったゲームとなりましたが、それでも結果にはあらわれることのない「成果」も多くありました。
しかし、貞静学園との合同練習でもテーマとなっていたディフェンス力には、大きな課題があることも明確となったので、今後の練習や経験を通してチームが「しっかりと守れるチーム」へと変化していくことを期待したいと思います。
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