【バスケ部活動記2021】第6話「とっても疲れるけど…練習試合は確実に選手をレベルアップさせる…の巻」
台風の影響を受けることなく練習試合が予定通り実施できることは大変ありがたいのですが…やっぱり暑いです。
そんな中で練習試合を連日消化していくと…内心「誰がこんな日程を組んだんだぁ!」などと(勿論予定を組んだのは、他の誰でもない顧問自身ですが…)妙な愚痴をこぼしたりします。
しかし選手たちの頑張っている姿を目にすると…そんな情けないことを口にしていることが恥ずかしくなります。
本日女子はOFFでしたが、男子は3連戦の最後を都立千歳ヶ丘高校が会場で、都立練馬高校も含めた3校戦を行いました。
コロナ感染者の急増の最中ということもあり、検温の徹底から(試合出場者以外は)マスク着用、極力密を避け、ベンチなどでは大声は出さないといった感染予防をこれまで以上に徹底しながらゲームが行われました。
都立練馬高校戦では、相手のスピードとパワーの前にミスを誘発させられた結果、15点差以上離されてしまいました。
都立千歳ヶ丘高校戦では、相手の3-2ゾーンに対して、ハイポスト、ローポストを起点として、オーバーロードによってコーナーにボールを集める展開を意図したゾーンオフェンスがよく機能し、終盤まで競り合う試合となりました。しかし外角からのシュートの精度や相手Cの高さをいかしたプレーを抑えきれず、一歩及びませんでした。
試合自体はどちらとも落としてしまいましたが、都立練馬高校の強さや都立千歳ヶ丘高校のゾーンディフェンスを前にしても、全く臆することなくプレーする正則高校の選手たちの姿には、これまでの練習試合によって培われた「経験」よって、確実にレベルアップしていることが見てとることができました。
そんな選手たちの姿を目にすることができると…やっぱり練習試合を組んでおいてよかったなぁ〜と改めて実感しました。
今後は前期の夏期講習が始まるため、練習がメインとなります。これまでの試合経験を練習にいかして、さらなるレベルアップを選手たちがしていってくれることを期待したいと思います。
ディフェンスを頑張り相手のターンオーバーを誘発させ速攻に持ち込んだ
インサイド経由からのオープンサイドからの外角シュートは正解!
インサイドでボールを受け、リバースターンで相手をかわしてゴールへアタック
インサイドからのハイポストへの合わせ…こうした展開がもっと出ると良かったのですが、インサイド陣の今後の課題だと思います。
■ 編集後記
クラブのことから少し話題がそれますが、夏期講習は申し込み制です。
したがって、生徒諸君が必要な科目を必要なだけ申し込みます。つまりは必ず申し込まなくてはならないということではありませんが、申し込むのが普通です。
しかし稀に申し込みをしようとしない!なんて生徒も…
ちなみにバスケット部では、必ず申し込むことがチームの「暗黙のルール」となっています。なぜなら、顧問は勿論のことですが、コーチからも「勉強しないと、バスケットはやらせないぞ!」と言われているから…というわけではなく、講習期間中の練習時間は講習後に設定されているので、選手たちは当然のように講習を申し込んでいます。
そうした意味で、(おそらくバスケット部に限ったことではないと思いますが、講習を申し込むのが普通ということは)「暗黙のルール」になっていると思います」