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2021.07.28
部活動

【バスケ部活動記2021】第5話「悪ければ悪いなりに…の巻」

7月27日は正則を会場に、男女とも朋優学園をむかえ、男子は3連戦の2日目、女子は前回の練習試合から中二日あけての練習試合でした。

朋優学園は男女ともにボールサイドでのバスケットカットへの合わせやオフボールへの早いボール回しからのドライブなどをチームとして展開していました。
そうした朋優学園のバスケットに対して、正則のディフェンスのマッチアップがズレてしまったり、遅れてしまう場面が見られ、試合の主導権を握ることが出来ず、男女ともに最初のゲームは落としてしまいました。
朋優学園のチームバスケットがよく発揮された試合ではありましたが…それ以上に、シュートセレクションを間違えたり、ターンオーバーによってシュートで終わることが出来なかったりと、正則のオフェンスの終わり方が悪かったことも敗因の大きな要因だったのではないかと思います。男女とも2本目からは修正し、結果を取り返すこともできましたが、練習の成果がよく発揮されたゲーム展開ができていたのは朋優学園だった振り返ります。
今回のゲームをみていて…調子が悪く「いつも通り」にいかない場面があるのも実際のところだと思いますが、それでも悪ければ悪いなりに…なんとかゲームコントロールをしながら、自分達の力でゲーム展開を修正し、主導権を掴み取っていけるようになってほしいなぁと思いました。そうした意味では、今回の練習試合も貴重な経験となったのではないかと思います。

インサイドからのキックアウトに合わせてのシュートはGOOD


ディフェンスがズレたところを見落とさずにドライブ!ナイスプレー


ボールをオフボールに展開され、ディフェンスのポジニングがズレたスペースにドライブを決められてしまった場面…


上手くかわすのではなく、強くゴールにアタックするプレーで「バスケットカウント」となったプレー


展開したオフボールサイドからのドライブ


ボールを受けた瞬間、真っ先にパスする相手を探すのではなく、誰からも守られていないことに気付きシュート!


速攻のラストパスをさばく、もしくは自らシュートにいく…その選択肢から、判断よく自らシュートにいったプレー!


■ 編集後記
女子は人数が少なく、チームの中心は1年生というのが今年度のチーム状況です。
そうした中で、思い描いたプレーができず、相手に翻弄されてばかりの自分自身の姿が不甲斐なく悔し涙をみせる姿、チームの司令塔として周囲をいかしきれないことから自身の持ち味をも見失いかけて思い悩む姿…そんな「苦しい姿」を目にすることもありますが…その一方で、上手くいかないこと、思い通りとならないことを前にしても、彼女たちは決して諦めたり、誰かのせいにしたりすることなく、練習でやってきたことをやり続けようとします。
まだまだ一人一人の出来ることは少なかったり、弱かったり、遅かったり、加えて少人数故の練習環境は必ずしも良いとは言えない面もありますが…それでも素直で、明るく元気な彼女たちの姿を見ていると「上手い」ではなく、きっと「強い」チームとなっていくのではないかと思います。

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