【硬式野球部】福島にて夏合宿を行いました
今年の夏合宿は初めての場所を訪れました。
福島県相馬市に行き、土のグラウンドでの練習を堪能しました。
三日目は雨天によりドーム内の練習でしたが、東京に比べて涼しく快適な場所で熱中症の心配もなく、大きなケガもなく終えることができました。
今年はBBQやスイカ割りといった時間もあり、楽しそうな一面も見ることができました。
以下は、生徒感想です。
【1年選手】
合宿を振り返って、自分は1人の人間として成長することができたと思います。朝のゴミ拾いでは自分の視野を広げることにつながり、最終日の震災学習では命の大切さについて改めて学ぶことができました。野球面でもお互いが励まし合い、指摘し合い、チームの能力を高めることができました。学んだことを活かし秋季大会目標に向かって頑張っていきます。
【1年選手】
今回の夏合宿ではたくさんのことを学んびました。その中でも特に学んだのは、いつもやってもらっている事は当たり前ではないということです。今回の合宿で、野球部では必ず何かあったら、「ありがとうございます」という感謝を言うということを決めていました。そこで、いつもだったら、毎回感謝を伝えない場面でも、伝えるようになり、いつもやってもらっている事は当たり前ではないのだと改めて感じました。野球部として、野球の知識、プレーについても多く学ぶのことができ、日常生活の事でも学ぶことが出来ました。とても良い学びが出来た合宿でした。今回の合宿で学んだ事は、これからの野球部での生活にも、日常生活でも意識したいと思いました。
【1年選手】
僕はこの4日間を通してたくさんのことを学びました。その中でもコーチや先生から教わったことは今後の自分に絶対に生きて来るなと思いました。最終日の震災学習では、実際体験した方からは、まずは「自分の命を自分で守る」ことや「自分から行動する」という言葉に自分は日常生活に色々な面で関わってくるなと思いました。さらに後悔したことは一生忘れられないおっしゃっていて自分もその気持ちが分かるなと思いました。
【1年マネージャー】
この合宿では、みんなが一生懸命練習しているところを間近で見ていてとても刺激を受け、自分ももっと頑張ろうと思いました。練習以外の時間でもたくさんコミュニケーションを取ることができて、みんなの知らない一面を知ることもできました。これからも、この合宿で得た経験と絆を力に変えて、みんなをサポートできるように頑張っていきたいです。
【2年選手】
まず4日間を通して学年の壁のようなものが少し縮まった気がします。合宿を足掛かりとしさらに絆を深めていこうと思いました。
またピッチャー班で鍵がなくなると言うことがありしたが自己管理という観点を踏まえピッチャー班全員で反省していこうと思います。震災学習では当時者の貴重なお話を聞けてとてもいい経験になりました。風化させたくないという言葉が印象的で人間は忘れてしまう生き物だからみんなで話して後世に伝えていく。これは野球にも関連していて、その日の反省をしても数日したら忘れてしまう。でもそれをチームで復習することで再度思い出し試合に向かっていく、このような姿勢は野球に限らず重要だなと思いました本当にこの4日間貴重な体験ができてとても充実した合宿になりました。
【2年キャプテン】
今回の合宿では個人の技術向上、チームとしての雰囲気というチーム作りを目標に行いました。個々の能力だけではなく、チーム全体の仲が深まったと思います。4日間の合宿の経験を糧にこれからの練習をこなし、秋大会ベスト16という目標を全員で達成します。
生徒の感想にもある様に、朝は散歩やゴミ拾いから1日が始まります。
人間としての成長はもちろん、お互いの関係性を深め、チーム力向上がテーマの合宿でした。
野球だけでなく、色々なところに成長の機会があり、それをどう掴み取っていくのか。特に最終日には震災学習を行い、資料館や慰霊碑、備蓄倉庫を巡り、その後は実際に震災による体験をされ、語り部として活動されている五十嵐ひで子さんからお話を聞くことができました。
(参考:NHKアーカイブス「流された夫への思い」)
特にこの時間は貴重なものとなり、生徒たちの顔が、ぐっと上がった様に見えました。
質問や感想も交流させていただき、有意義な時間となりました。最後はグループ学習の時間でSNSの発信の見極め方や災害時の行動の仕方なども学びました。解散のミーティングでは多くの生徒がこの学習について触れており、貴重な学びとなりました。これから夏休みシーズン2です。練習試合や球場練習を積み重ね、秋大会に向けて準備を進めます。
日々努力。
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