【バスケ部活動記】第五十二話『女子部新人戦~しっかり勝ちきりました!~』の巻
みなさん、こんにちは。男子部の新人戦の投稿に続き、”前置き”は(第五十一話で記した通りですので)”前置き”は割愛します。
学院祭、そして中間試験とあわただしいなかでも、11月から開催される新人戦を視野に入れ準備はすすめていました。その一つの場面として、大会前に実施した共立女子、豊島学院との練習試合では、(所用により)コーチ不在ではありましたが、インサイドを軸に”合わせ”も機能し、(ハーフゲームですが)”しっかりと勝ちきること”ができました。
その要因は「地力」のある両チームのプレスにつかまることなく、シュートでオフェンスを終えることができたことが互角のゲームに持ち込み、勝負どころでよく守り、その結果を得点に結びつけることになったのだと思います。そのようなゲーム展開を大会前にだすことができたことは大きかったと振り返ります。
11月4日から新人戦が始まりました。初戦は都立神代高校との対戦でしたが、現時点での互いのチーム力からすると・・・端的に記せば「正則の方が上回っていました」そうした意味で、”勝たなければいけない相手”との対戦になりました。
とは言え、初戦の固さもみられるかな・・・と思っていたら、開始早々から正則が一気に抜け出す展開となり、攻守で相手を圧倒するような場面が多くみら、終始正則がリードするゲームとなりました。
その一方で、都立神代高校のなかには、能力の高い選手もいたことで、少々ファウルがかさんでしまい、不要な失点も見受けられたことは課題だったと思います。とは言え、「結果的に」ではなく、”しっかりと勝ちきること”ができたことはよかったと思います。
2回戦は東京立正との対戦でした。東京立正は、球際が強く、特に外角からのシュートの上手い選手を多く要しているチームでした。
故に、1回戦のようなゲーム展開とはならない、場合によってはワンサイドゲームとなってしまうかも・・・なんて、試合前の(東京立正の)アップをながめながら思ってしまっていました。
しかし正則の特殊なディフェンスシステムがよく機能したこともあり、相手オフェンスの多くをタフショットで終わらさせることができたことで、4点差を互いにいったりきたりする一進一退の攻防戦となりました。そうした展開から抜け出したのは正則でした。
インサイドがよく頑張り、得点を重ね、同時に合わせのドライブがバスケットカウントとなったことで、ねばる東京立正を振り切ることができました。
大会前の練習試合でみせた”良いゲーム展開”を、再び出して”しっかりと勝ちきること”ができたことは、チームの”地力”レベルがあがってきたことの表れだと思いました。
3回戦は・・・目黒学院との対戦でしたが、”しっかりと勝ちきる”ではなく、大きく点差をつけられ、まさに”シード校”の貫禄をみせつけられる試合となりました。
しかしゲーム序盤は互角の展開に持ち込み、善戦をしていました。3回戦からの登場となった目黒学院からすれば、”初戦の固さ”が最初こそあったのではないかと思いますが、そこに正則がしっかりとつけ込んだ結果でもありました。
とは言え、地力に勝る相手が本領発揮をしていくと点差が大きくひらいてしまいました。それでも、決して下を向くことなく、果敢に勝負を挑み続けたゲームは、彼女たちに「自信」をつけさせる経験になったと振り返ります。
※機材トラブルの関係で、3回戦は写真撮影ができませんでした。
新人戦後は、冬休み中に実施される東京や千葉のチームとの練習試合、さらには年明けのニューイヤーカップでの上位入賞を目指して日々の活動に取り組んでいます。