2024.07.02
学校生活
24授業紹介シリーズ7【3年発展政経】
3年選択発展政経は、中堅以上の大学進学を目指す生徒が集まる選択授業です。
教科書を学ぶ授業は非常にスピーディーに進むので、余裕のできた授業時間で「新聞の投稿」と「探究」を行っています。
新聞の投稿は、政経で学んだ知識を基礎に、自分の意見を社会に発信していこうという意図で行っています。これまでに2人の生徒が採用されました。
探究は、自分たちでテーマを決めて調べ学習をして、発表するものです。
これは、大学の「推薦型」「総合型」入試を受験する生徒が多いため、その対策も兼ねています。
7つのグループ、個人が「イラク戦争」「敵基地攻撃能力」「竹島(独島)」「人権理事会からの勧告」「各国の防衛対策」などについて10枚程度のパワポを作り、発表しました。
写真を上手に利用し、手書きでわかりやすいイラストもありました。カフートというクイズのアプリを使ったり、韓国語を交えての発表に笑いが起こるなど、知的で楽しい時間となりました。
また、授業よりも詳しく調べられていて、教員にとっても勉強になりました。
ここで紹介する画面は「EEZ(排他的経済水域)はなぜ200海里なのか」のパワポの一部です。
聞いていた生徒達から「EEZがなせ200海里なのかなんて考えもしなかった」「国連で決めたと思い込んでいたので、各国の利害で決まったと知りびっくりした」「EEZが重なる部分には協定があって調整していることを初めて知った」など、好意的な感想が多数寄せられました。