【祝!サイクリング部】Jr全日本自転車競技選手権完走&次年度参加権獲得!
6月24日〜25日京都府南丹市美山町にて年に一度の日本最速を決めるジュニア全日本自転車競技選手権大会が行われました。
正則高等学校からは2年生副主将の大谷選手が唯一参加権利を獲得し、このレースに参戦することになりました。
しかし、4月の指定レースでは17位で権利は獲得したものの、トップからは2分以上も離されてしまいました。
そこで4月からは、これまでの目標「全日本選手権出場」から、「全日本選手権完走」に切り替え、練習に取り組みました。
ここ美山のコースには一周10キロのコース上に3ヶ所の関門が設けられており、6位の集団が通過後、わずか2分で失格になってしまう厳しい規則が存在します。
自分達で取り組んだ練習の成果が試される時でもあります。
前日24日夕方から10キロのコースを3周試走し、最後に補給の確認をして、不安要素を払拭して練習を締めくくりました。
当日は2年生全員が自主的に応援に駆けつけ、サポートにまわります。
スタート付近のコーチ、補給所の教員、そして選手が無線でつながり、万全の体制でレースは始まりました。
単発のアタックはありますが、最終周を迎えるまで、50名近くのメイン集団が生き残ります。大谷選手も途中、先頭付近に位置取る積極的な動きを見せて闘います。
レースは大集団のゴールスプリントで決着します。優勝は昨年の同レースのチャンピオンが抜け出し2連勝を決めました。
そして、そこから6秒後に大谷選手もゴールします。
全日本選手権28位完走です。
これにより、来年度2024年の全日本選手権参加権も獲得することになりました。
安堵感と達成感で保護者の方も教員も涙が止まりませんでした。
サイクリング部をを支えて下さった全ての方々に感謝致します。
本当にありがとうございました。
今後は、7月下旬の長野での合宿を経て、7月29日のレースに参戦します。
1年生にとってはデビュー戦、3年生には高校生活最後の大会になります。
これからもご支援をよろしくお願い申し上げます。