【バスケ部活動記】二十四話「みんながいてくれたから・・・」
前話では女子部の全国大会東京都予選について記しました。今回は男子部の様子をお伝えしたいと思います。
女子部と同じように、あまり多くを語ることなく、掲載した写真をご覧いただきたいと思います。
1回戦の対戦相手は麻布高校でした。正則が試合序盤から3Pやドライブを効果的に決め、得点を重ねていきました。
一時は15点差近く点差をつける試合展開となりました。またディフェンスでもよく先回りして相手にタフショットを打たせ、得点を許しませんでした。
しかし上級生主体のチームとの経験値、さらにはもともとの体格やスキルでは、相手の方が大きく上回っていたこともあり、徐々に点差をつめられていきました。
1Pこそ1点差の接戦となりましたが、2P以降は正則の得点がとまってしまい・・・逆に20点差以上離されていく展開となっていきました。それでも集中力を切らすことなく、またあきらめることなく必死でくらいついていく姿には、試合は“完敗”でしたが、来年度の同じ大会では、今回とは異なる結果を彼らは手にしていくようになっていくのではないかと感じました。
【あとがき】
今回の大会で唯一引退する部員は、選手ではなく「マネージャー」でした。
“そうした大会”だったこともあって、チームのことをこれまで支えてくれたマネージャーに、選手達、とりわけ2年生は 大会での“初勝利の喜び”を一緒に味わいたいと思い、普段以上に頑張っていたのではないかと思います。
試合後のミーティングで、マネージャーが涙をみせながら「3年生は自分しかいなかくて・・・ 続けていこうか悩んだり、休んでしまうこともあったけど・・・それでもみんながいてくれたから、最後まで続けることができました。本当にありがとう」と語っていた姿がとても印象的でした。
>>バスケットボール部の過去の活動記はこちらから
今年度の夏休みには、(昨年度は体育館のフロア工事の関係で実施することができませんでしたが)本校体育館でバスケット部の体験入部を企画しています。現在、日程を調整しておりますが、是非、一人でも多くの受験生、保護者の方に参加していただければと思います。
日程の調整ができ次第、HPでお伝えしていきたいと思います。よろしくお願い致します。