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2022.10.09
部活動

【サイクリング部】CSC5耐参戦記

CSC5時間耐久ロードレース、今年で22回目を迎え、又オリンピック開催とコロナウイルス感染症の影響で中止が続き4年ぶりの開催となる伝統のレースです。

同サーキットでは春のチャレンジロードレース(全日本選手権出場資格獲得対象大会)も開催されるため、走行経験の無い1年生にとっても重要なレースです。
今回の耐久レースは1チームが5時間で周回した数を競う長丁場の大会で、チーム編成は1名のソロから5人組までのカテゴリーに分けられて行われます。

正則高校は4人組のカテゴリーに3チームで参戦します。
便宜上ABCとチーム分けしていますが、力は拮抗しておりどのチームにも入賞のチャンスがあります。前回宮ヶ瀬クリテリウムで活躍したメンバーもそれぞれ別のチームで闘います。

ちなみにAチームは加藤-横田-神山-田賀、Bチーム水谷-鈴木-田中-大谷、Cチーム谷川原-古川-髙橋-雪下オーダーです。各チームが入念にスティント(割り当て)を決め、マネージャーの役割もライダーが果たします。チーム間の意思疎通は携帯端末を利用した小型無線機を用います。
30分間の試走の後、レースは午前9時にスタートしました。



当日は最高気温が30度となる真夏のような状況の中で午後2時のチェッカーを目指します。
ちなみにスタート直後30分と、ゴール前15分はピットが閉鎖になりライダーの交代ができません。各チーム安定感のあるライダーがスタートを担当します。Aは加藤、Bは水谷、Cは古川が走ります。BチームCチームAチームの順で順調に周回を重ねます。

 


動きがあったのは2時間経過時点、Bチームで落車が起こります。
幸いライダー、バイクともにダメージは少なく、一時はCチームが前に入れ換わりますが、元の順位に回復します。又、Aチームでは体調不良の1年生を配慮し、2年生の横田がイレギュラーのスティントでチームを支えます。

 

そして残り1時間、各チームスティントを短くしペースアップを図ります。
ここで重要になるのが、残り15分でピット閉鎖になるため、残りラップを最後まで走りきれることになります。大谷、谷川原、田賀が重責を担います。特に大谷はスティントの関係で3ラップを闘います。

 

Bチームは4時間経過時点で部門別でトップを快走していますが、総合順位5位までが同一周回のため更なる高みを目指します。

ライダー以外はピットを離れフィニッシュラインでチームメートを迎えます。自分のチームのみならず、全てのライダー全員をを拍手で迎え、健闘を称える姿に新たな成長が見受けられました。

■ 最終結果 (出走39チーム)
総合7位(部門別優勝) Bチーム水谷-鈴木-田中-大谷
総合9位(部門別2位) Cチーム谷川原-古川-髙橋-雪下
総合16位(部門別4位)Aチーム加藤-横田-神山-田賀

幸いなことに今回はワンツーフィニッシュを達成することができました。さらに、長丁場のレースを走ることでチームメイト同士の競争意識、責任感、連帯感など様々な経験ができたことが大きな収穫です。



最後になりましたが、保護者の皆様には遠方の静岡県に早朝から炎天下の中長時間に渡りたくさんのご支援を戴きました。
先週の宮ヶ瀬クリテから2週連続で、ご負担も相当なものであったと存じます。本当にありがとうございました。これからも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。