【バスケ部活動記2022】第四話「新チームスタート！男子編～１年生の新チーム！～」の巻
こんにちは！タイトルにある通り、今回から「新チーム」について記していきたいと思います。
いつも（話が長いのと同様に）”前置き”がとても長くなっていますので・・・とりあえず新たな代について端的に記します。
今年度のチームは、「下級生チーム」です。とりわけ男子が、ほぼ１年生チームに様変わりしました。
一方の女子は・・・昨年度からの主力である２年生がチームを牽引していますが、人数の割合でいうと１年生の方が多いという状況に加えて、高校からバスケットを始める”バスケ未経験者”が１年生の半分以上といった状況です。
故に、男女とも（様々な意味で）下級生が主体という意味で「下級生チーム」と記しました。
とりわけ男子は・・・ほぼ１年生だけという構成で、文字通りの「下級生チーム」となったことで、ほぼ、選手のことは何も「わからない」からチームはスタートすることになりました。
確かに３年生と一緒に試合に出場していた１年生もいますが、数としては数名であり、何より３年生の足りていないところを補うことができるのかどうかという視点でしかみてこなかった以上、本来的に「知っている」ということではありませんでした。
こうしたチーム状況からのスタートは、顧問も、コーチも、初めてのことです。とは言え、それがスタート地点である以上、（必然的に）まずは選手のことを「知る」ということからスタートすることになりました。
男女とも中間試験後から本格的に始動しましたが、男子部では、この時点から入部してくる選手もいて・・・（勿論、入部してくること自体は全く問題ないというか、大歓迎ではありますが）”よくわからない選手”がさらに増えたというのが正直なところでした。
その一方で、知っていようが、いまいが・・・チームのスタートは（他チームも同様だと思いますが）ファンダメンタル（基礎）から！というのはチーム作りの鉄則でもあるので、様々なファンダメンタルドリルから取り組み始めました。
とは言え、例年ならば、チームの主力となる上級生のできること、できないことからコーチが必要なドリルを抽出して効率よく基礎作りを進めていくのですが、今年度はそこから試行錯誤が始まりました。
以下は男女のトレーニングの様子です。
さて、短くするはずの前置きがやっぱり長くなってしまったので・・・チームがスタートして取り組み始めたことについての詳細は割愛し、手っ取り早く選手たちの現状を知るために組んでみた”男子部の練習試合”について今回は記したいと思います。
翌日から試験一週間前の活動停止期間となる６月最後の日曜日、（どこと組むのか散々悩みましたが・・・やはりここしかないと考えた結果）横浜創英にゲームをお願いしました。
ゲームを通じて・・・そもそもの”体の当て方（使い方）”でやられてしまっていましたが、加えて、ドリブル主体の正則の選手と比べ、ハーフラインをパスであがってくる（パッシングゲーム主体の）創英の選手たちを、とてつもなく早く感じ、あっという間に点差をつけていく試合内容に衝撃を受けていたようです。
とは言え、現時点では「当然こうなるよね」といった想定内のゲームだったこともあり、私も、コーチも、勝敗について、さらには点差については何も言及することはありませんでした。
その一方で単に「すげぇ～」で終わるのではなく、「ここには注目してほしい！」「気づいてほしい！」といったことの声かけだけは続けました。その最たるものが、（横浜創英をゲームの相手に選んだ一番の理由でもありますが）先にも記した「体の当て方」であり、そしてパッシングゲームの基本である「パスの飛ばし方」「走り方（コース）」だったのですが・・・
試合後の選手達は、大敗を前に落ち込み、うなだれている・・・といった様子ではなく、疲れたけども、試合ができて「楽しかった！」という感じに見えました。
また、「もう一度、夏休みに創英と組もうかなと思うけど、どう？」と聞いてみると、選手達はうなずいていました。
そんな様子に、まずは一安心でしたが、とは言え、こちらが注目してほしかったこと、さらには試合を通じて創英の選手達から感じ取ってほしいと思っていたことは、果たしてどのくらい選手達の中に残ったのであろうか？と思うのと同時に「さっきは（創英との再戦について）一応に、うなずいていたけれど・・・（試験が終わったら）みんなチームに戻ってくるのかなぁ～？」なんて心配をしたというのが正直なところでした。
しかし、その心配については、ちょっと意外な形の答えが返ってくることになりました。第五話に続く・・・
≪バスケット部からのお知らせ≫
今年度の夏休み中に「クラブ体験」は実施しません。本校体育館工事にともない、バスケット部は現在外部体育館や他校で練習を実施しています。そうした練習環境から夏休み中の実施は難しいと判断いたしました。「クラブ体験」は９月より実施したいと考えています。詳細については、HPもしくはクラブ活動記の中でお知らせしていきます。
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