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2022.04.10
部活動

【サイクリング部】2022チャレンジサイクルロードレース~悲願の全日本選手権参加資格を勝ち取りました


4月9日土曜日サイクリング部13名全員が、静岡県日本サイクルスポーツセンター(通称CSC)にて2022チャレンジサイクルロードレースに参加致しました。
このレースにおいて上位30位に入ると、6月に京都府で行われる全日本選手権ロードレースに参加する権利を獲得出来るため、全国から多くの参加者が集まりスピードを競います。コロナウイルス感染拡大防止の為、3年振りの開催となり、いつも以上に強い選手達が集まりました。
この日のために、部員達は月間600キロ、3学期期末テスト終了後から大会当日迄に1200キロを走破して来ました。中には2000キロに迫る走行距離を積み上げた部員もいて、全員のモチベーションはかなり高いレベルを維持して来ました。 レースのカテゴリーは年齢と性別に分かれており、誕生日の関係で田中拓磨君はMU17部門に、唯一の女子部員である土屋さんはWJ、そして100名を遥かに上回る参加者が集まるMJ部門に3年生前川君、園田君、漆崎君、関根君、2年生の加藤君、水谷君、横田君、古川君、鈴木君、谷川原君、樫平琉士郎君でレースに挑みました。
19キロ4周回で競われたMU17クラスはスタート直後の他者の落車に田中君はペースを乱し、ハイペースの集団に残れず、タイムアウトとなりました。


その後に行われる、WJクラスは24キロ5周回のレースです。スタート直後から強化指定選手が高強度で逃げに入り、土屋さんとの差はみるみる広がります。周回毎に先頭との差は広がりますが、後方の選手達もペースダウンが顕著になります。そのようなサバイバルレースの中でも、土屋さんは苦しみながらもペースを維持します。最終回突入時に、土屋さんの後方の選手がタイムアウトになってしまいます。 教員を含め保護者の方々全員が手に汗を握り、声を限りに応援します。まさに全てを出し尽くしてのゴールとなりました。8位完走です。そしてこの瞬間悲願の全日本選手権出場権利獲得を達成しました。 レース直後、本人も現状を把握していない様子で、教員の差し出す握手に戸惑いながら応じる姿が印象的でした。
そして、興奮が覚めない間にMJクラスは始まりました。しかし、凄まじい速さのトップ集団のスピードに部員達は対応できず、残念ながら全員タイムアウトとなってしまいました。
大会翌日のミーティングは、緊張感のある雰囲気の中で、今回の評価と課題を出し合い今後の取り組み方針を決めました。 4月11日に行われたクラブ説明会には男女合わせて30名の参加者が集まってくれました。5月の一斉クラブミーティングを経て、新入部員が確定します。部員達の成長を見守りたいと思います。
土屋さんの参加する全日本選手権は6月25日、26日に京都府南丹市美山町にて開催予定です。変わらぬご支援をよろしくお願い致します。
最後になりましたが、今回のレースも保護者の皆様に早朝から部員達の送迎から差し入れまでして戴きました。本当にいつもいつもありがとうございます。