一般入試対策「ワンポイント学習アドバイス」
受験生の皆さん、こんにちは。今年ももう終わりですね。
さっそくですが、一般入試の「ワンポイント学習アドバイス」です。
■国 語
正則高校の国語の入試問題は、50分間で評論、小説、新聞記事と3種類の分野の文章を読み、それぞれの問題に取り組んでもらいます。いずれも文章量がやや多いので、長めの文章を読み、そこに何が書かれてあるのか、例えば評論や新聞記事であれば筆者の主張を把握すること、小説であれば場面の移り変わりや登場人物の心情をしっかりとつかむことなどを練習しましょう。新聞記事はグラフからの読み取りや割合の計算なども出題されます。また話題になっている社会問題について事柄の矛盾が指摘されている内容の記事を使用することが多いので日頃からそうした視点を持ってニュースを見たり聞いたりするとよいでしょう。
■数 学
数学の入試問題では、「数と式」「図形」「関数」それぞれの分野の中から、基本的な知識と学力を問う問題を出題しています。解いた解答の見直し含めて50分間しっかり時間をかけて取り組む問題量があります。「数と式」は過去問を参考に基本的な問題を何度も取り組むようにするとよいでしょう。また、「図形」や「関数」の分野では、説明されている文章から、性質や規則性を掴み整理する力が必要になります。問題文に線を引きながら、情報を整理し、式を立てて考えてみましょう。すべての分野の基本事項を確実に理解し解き切る練習を積んでみてください。
■英 語
英語の入試問題は、中学で習う基本的な知識を確実に身につけているかどうか、また、その知識を使ってまとまりのある英文の状況や文脈を理解しているかどうか、「語彙」「文法」「会話問題」「情報理解」「読解問題」を通して聞いています。対策として、中学校で習う基礎的な語彙・文法を確実に身につけ、その上で、まとまった英文を読み、読解力を伸ばす訓練をすることをお勧めします。
※学習アドバイスを読んで『正則高等学校5年間スーパー過去問(声の教育社刊)』に実際に取り組んでみると、より具体的に出題傾向が理解できるでしょう。
寒い日が続いていますが、体調管理に気を付けて勉強がんばってください。
(入試広報部長)